http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-12339/
これは有線のUARTインターフェースに接続すると、UARTのデータを勝手にBLE規格で無線送信してくれる優れモノです。
使い手は、難しいBLEのお作法を勉強することなく、既存のUARTインターフェスにこのモジュールを接続するだけでBLE上でデータを送受信できます。
パワー計を自作する場合、クランクとハンドルバーの表示器の送受信にこの無線機を使うと便利そうです。
(図は、シマノの特許出願図面です。)
実際、使ってみました。
AE-TYBLE16を使用して、クランク上のマイコンで算出したパワー&ケイデンス値をスマートフォンにBLE送信してます。
モジュールの製造元の太陽誘電が本モジュール対応のAndroidアプリのソースコードを配布しているので、ユーザはこれを改造して動画内のタコメータアプリとかも簡単に作れます。
従来は、Bluetoothクラッシックのモジュールを使用してましたが、消費電流が20mAを超えるため、単四電池では10時間持たない感じでした。
手持ちのBluetoothモジュールの3.3v駆動時の消費電流を計測しました。
HC-05(20mA), SPP-CA(9mA), AE-TYBLE16(1.8mA), HM-10(8mA)
AE-TYBLE16単体であれば、ボタン電池で駆動できるレベルです。
これをマイコンに接続する際は、
Rx ー>Tx
Tx ー>Rx
Vcc ー>Vcc
GNDー>GND
のように接続するだけです。
同様のモジュールに、Nordic社のNordicUartServiceを搭載したモジュールを過去に使用しましたが、BLEが原因なのか不安定でした。
AE-TYBLE16をジャンクで入手したXperia Z3、Z4、AQUOS PHONE ZETA、およびAQUOS SERIE SHV32でテストしたところ、(検証が必要ですが)Androidのバージョンが重要なようでVer.5未満では接続が不安定になることがありました。
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